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【レザーフェイス】Dead by Daylightの新キラー【カニバル】

今回は、最近追加されたDead by Daylightの新キラーを紹介します!

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こちらは、古参キラーのヒルビリーのモデルでもある「レザーフェイス」という殺人鬼です!同じチェーンソーが武器なのですが、ヒルビリーとは違って複数人を一撃で攻撃したり、小回りが利くという特徴があります。

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新キラー「CANNIBAL」の人物紹介

それは最も純粋な殺戮者。彼を突き動かすものは純粋なる血肉への飢え。レザーフェイスはしくじることなく、止まることもない。ひとたびチェーンソーが始動すると、あなたの運命は確実に終わりを迎える。苦痛と恐怖の果てに訪れる死でさえも終わりではない。あなたは誰かの食卓を飾ることになるのだ。

チェーンソーが始動する時...
体の成長に心がついていけなくなった時、何が起こるのか?完全に成長した大人の体の中に囚われた、恐怖と不安を抱えた幼い子供。荒々しく振り回されるチェーンソー。家族の言いつけに背くことは許されない。彼らのシチューの中に何が入っているのか、誰にも知られるわけにはいかない。

レザーフェイスは精神の病んだ、顔に皮を被った殺人鬼というだけではない。彼は受け入れられ、認められることを願い求めているのだ。彼は苦痛から学び、現在の自分へとその人格は形成されていった。番犬、守護者、決してためらうことのない盲目の門番。すべての問題はチェーンソーで解決できるのである。

引用元:Dead by Daylight: LEATHERFACE™ on Steam

上記の説明には、 「身体の成長に心がついていけなくなった」とあります。レザーフェイス発達障害を抱えていたようですね。成長と共に違和感が大きくなり、それがパンパンの風船のように膨らんでしまった状態だったでしょうか? この文章から、彼の恐怖や不安と一緒に、彼にとって家族が絶対的な存在だったことがわかります。

新キラー「CANNIBAL」のストーリー

殺戮者が凶悪な行動を働く理由が病的な精神による衝動なのか、外的な圧力による脅迫観念なのかは議論が分かれるところだ。だがある殺戮者については、本来の性質と保護本能が綿密に関連していると言える。

 

レザーフェイスが殺しを行うのは、自分の意思を他者に押し付けるわけでも、肉体的な欲望を満たすわけも、頭の中の声を静めるためでもない。彼が殺すのは、恐れているからである。彼は他人に傷つけられることを恐れている。家族が自分に失望することを恐れている。自分たちが人肉を食う事が明らかになる事を恐れている。

 

家族は自分を愛しており、自分は言われた通りにする。彼にとってそれがすべてであり、他者は脅威でしかなく、脅威は排除せねばならいないのだ。

 

招かれてもいないのに家にやってきて、まるで自分の家であるかのように家の中を嗅ぎまわり、家族の秘密を暴こうとする子供たち。レザーフェイスは教えられた通りに、そのような脅威を"排除"する。

 

家族を守るだけでなく、彼にはほかにも多くの役割があり、いずれの役割にもそれぞれの"顔"がある。彼は夕食を用意し、家族の世話をし、食べる時には身なりを整える。以前は祖父と母がみんなの面倒を見ていたが、祖父は老い、母も働けなくなってしまい、レザーフェイスと彼の兄弟たちがが二人に成り代わった。彼にとって家族はすべてであり、家族だけが安全と安心をもたらしてくれるのである。

 

しかし、家族のためにできる限りを尽くす彼だったが、一人の子供を取り逃がしてしまう。全力で追いかけたが、その子供に別の他者―トラックの運転手―が救いの手を差し伸べた。忌まわしき運転手は、彼の兄弟をまるで小動物のごとくひき殺した。激怒したレザーフェイスは、チェーンソーで家族の敵を討とうとするが、運転手の動きは素早く、逆に殴り倒され、自信のチェーンソーで傷ついてしまう。

 

走り去るトラックを見つめるレザーフェイスは、怒り、悲しみ、痛み、そして家族に何が起こるかという不安に襲われる。通報を受けて、警察がやってくるのは間違いない。警察は祖父や兄弟たちを連れ去ってしまうだろう。彼らの導きなしでは、レザーフェイスはどうしていいか分からず、野垂れ死にするしかない。

 

自分の世界が崩壊していく中、彼は自分の周りのあらゆる外敵と戦うために、チェーンソーを振り回した。

 

その時、別の感情が彼に宿った。その感情は冷たい戦慄と共に、視界の外からやってきた。そして彼は理解したのだ。たとえ他者が彼に何をしようと、もっと恐ろしいもの、もっと大きな何かが闇の中に存在することを。彼はかつて感じたことのない恐怖に包み込まれた。だがそれは、家族に対して抱いていた、彼らを失望させる恐怖に似た、ほとんどの安らぎに近いと言える感情だった。

 

彼はどこか親近感のある未知なる場所に導かれ、そこで何をすべきなのか本能的に理解した。もう、家族を守り切れなかったような失敗は許されない。たとえいかなる他者がやってこようと、彼はその脅威を確実に排除する。叫び声が響き渡っても、世界は再び静まり返り、聞こえるのは尊きチェーンソーの音だけとなるのだ。

 

もう誰がやってこようと構わない。

 

引用元:ゲーム内キャラクター情報(キャラ選画面でF1)

 

働き手がなくなり、食料が尽き、人間を…という事でしょうか。

それにしても、カニバルは家族が大好きで、ずっと尽くしてきたなんて。その家族を失い、新たな外敵と戦う決心をしてチェーンソーを振り回した時に芽生えた感情が、ずっと抱いていた「彼らを失望させる恐怖」と関連があったのですね。

これは完全に私の憶測ですが、小さい頃から共感性が欠如していて、自分は他の人とは違うという自覚があったのではないでしょうか。そんな彼が、良くも悪くも、初めて本当の自分を理解することが出来た瞬間だったのだという気がします。 

 新キラー「CANNIBAL」の固有パーク

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ノックアウト(画像右の顔のマーク)
攻撃されたサバイバーはトラウマを受け、仲間の救助を得られにくくなる。瀕死状態のサバイバーのオーラを、特定の距離以上離れているほかのサバイバーが探知できなくなる。


バーベキュー&チリ(画像下の4人の人間のマーク)
エンティティとの深い繋がりにより、オーラを読み取る能力を解放することができる。サバイバーをフックに吊るした後3秒間、フックから36メートル以上離れたサバイバーのオーラを探知できる。サバイバーがフックに吊るされている間、獲得できるすべてのブラッドポイントが増加する。


フランクリンの悲劇(画像上の手と懐中電灯のマーク)
攻撃を受けたサバイバーが、その衝撃でアイテムを落とす。落ちたアイテムは、特定の割合のチャージ量が減少する。

 

サバイバー目線から見ると、どれも使われたくないパークです(笑)。ノックアウトは、溺死状態の味方の位置が分からなくなるパークなので、どのフックに吊られるか、あるいはフックに吊るさず自分たちを襲いに来るかなど、不安を掻き立てられます。

このパークに気づかず、溺死状態のままMAPの端で味方の救助を待っていたら誰も来ず…なんてことも考えられますね。

 バーベキュー&チリは、サバイバーをフックに吊るしている間、BP最大100%まで増加する上、吊るした瞬間に遠くのサバイバーが見えるという、とても強いパークです。遠くのサバイバーが見えるという事は、逆に全員フック付近に居る場合もサバイバーの位置がほぼ特定できるということですね。…恐ろしい!

 

フランクリンの悲劇は、攻撃を受けたサバイバーがアイテムを落としてしまうパークです。個人的には、このパークが一番嫌です(笑)。

サバイバーの場合は、他のサバイバーに自分のアイテムを拾われたり、自分の落としたアイテムを探すのに時間が掛かったり...etc。

キラーの場合は、チェイス中にライト持ちをライト無しにすることが出来るので、途中で逃してしまう確率も減りますね(笑)。

 

いかがでしたでしょうか?

カニバルは固有パークだけでなく、通常性能でも現キラーの中では間違いなくトップクラスです。是非この機会に、育ててみてはいかがでしょうか。

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